離型剤
事例1
- ユーザー
- 自動車部品メーカー
- 用途
- アルミダイカスト
- 使用機種
- HM-1、HM-3W
課題
このメーカーでは、ダイカストによって自動車のアルミホイールを製造しています。金型に離型剤を塗布することで成型品の型離れをよくしますが、離型剤に含まれる黒鉛によりノズルが頻繁に詰まり、製品不良やラインの停止が発生していました。ノズルの詰まる頻度を減らすことが課題でした。
ルミナの提案と成果
スプレーガン内部の構造上、黒鉛が液通路をふさぎにくいHMシリーズを提案。平吹タイプのHM-1と、らせんタイプのミストで金型の凹んだ部分にも入り込んでいくHM-3Wの2機種をラインによって使い分けることにしました。その結果、ノズルの詰まりや金型への離型剤不足が改善され、生産性が改善されました。
事例2
- ユーザー
- 電機メーカー
- 用途
- プラスチック成形
- 機種
- HM-3
課題
このメーカーでは、プラスチック成型機で携帯電話の部品を製造しています。従来は、スプレー缶入りの離型剤を手作業で金型に吹き付けていました。手間がかかるうえ、作業者によって吹き付け量が安定せず、不良の発生につながっていました。
ルミナの提案と成果
小型で設置スペースを取らないHM-3を提案。成型機の上に取り付け、
斜め45度の角度から金型に向かって吹き付けるようにしました。
- (吹き付け条件)
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- エア圧力 0.25MPa
- 吹付距離 150mm
- 液の供給 重力式1L容器
毎回の塗布は必要ないというお客さまの要望があったため、コントロールボックスAC-9と組み合わせ、
信号入力5回に1回塗布する設定としました。その結果、省力化と不良率の低減が達成できました。